STORY 01
信頼から生まれるシナジー。グループインがもたらしたものは?
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大澤隆 服部好伸
T-ohsawa,Y-hattori
代表取締役
PROJECT OUTLINE
ファイズホールディングス株式会社 代表取締役 社長執行役員 大澤隆
株式会社ファインドオン 代表取締役 服部好伸
両者が思う、ファイズグループ、ファインドオンとはどんなものなのでしょうか。
グループインの時、そして今。
大澤:ファインドオンがファイズグループに参画してからおよそ1年半。本当にあっという間だったけど、ずいぶん前から一緒だったんじゃないかと思うくらい打ち解けているのは、やはり服部さんの人柄が大きいですよ。
服部:ありがとうございます。ただ、今だから正直に言いますが、グループインするという話があった時は「吸収される」といったネガティブなイメージや不安があったのは事実です。でも実際に大澤代表や役員の皆さんと一緒にお食事をさせていただき、お話をさせていただくうちに、その不安はすぐに消え去りました。あの時に自分が感じていたことを素直に言わせていただいて、「そういうことじゃないんだな」と思えるようになったのは大きかったですね。
大澤:あの時はすごく飲んでたよね。最初なのに「こいつすごいな」と思いましたよ(笑)。わたしから見ると、ファインドオンは服部さんを中心にメンバーみんなの一体感があるんですよ。だいたい会社の飲み会に社員全員が来る会社なんてなかなかないですよ。
服部:そうですね。でもうちは全員来ますし、なんなら全員帰りたがらない(笑)。
大澤:先日、グループ全体で社員の意識調査をしたわけですよ。もちろんそこには悪いことも出てくるわけだけど、なぜかファインドオンの社員だけが突出して評価が高かった。これはなんでなんだろうと思ったけど、やっぱり服部さんとしっかりコミュニケーションが取れているからだろうなと。会社の目指すべき方向や今の置かれてる状況を共有しているから、みんな付いてくる。だからああいう意識調査をしても高い評価になるんでしょうね。
服部:でも大澤さん、「みんなにいくら渡したの?」って言ってましたよね(笑)。「なんでこんな結果が出てるんだ!」って。
大澤:だっておかしいでしょ(笑)。何か渡さないとあんな結果にはならないですよ。
ファインドオン流コミュニケーションとは…
大澤:でも本当にファインドオンの社員って人懐っこいっていうか、憎めないよね。ゴルフをやっても「ドライバーがないんで買ってください」とか言ってくるし。
服部:もちろん彼ら彼女らのキャラとか、持っているものもあると思うんですけど、やっぱり大澤さんしかり、他の役員の方が、今みたいに「この野郎」と言いながらも、笑ってくださるからですよ。そもそもが大澤さん、嫌いじゃないですもんね、こういうの。
大澤:実は……ちょっと嫌いじゃない(笑)。どっちかと言えばそういうノリの方が好きですね。堅苦しいのは嫌なんだよね。だからね、みんなと和気あいあいとしている方が。社長だからと気を使われるよりはいいですよ。
服部:たまにこっちもヒヤヒヤすることもあったんですけど、今ではそれも通り越しました。
大澤:でもそれで逆にこっちも話しやすくなるからね。
服部:それこそあれですよ。会社も近いんで、立ち寄ってもらえる時には「時間も時間だから、このあとご飯行く?」といった連絡をいただくじゃないですか。なんとなく世間では上司が来ると「え、来るんだ……」「ご飯に行かなきゃいけないの?」みたいな感じになるって聞きますけど、うちはそういうのはゼロです。
大澤:いや、わたしはむしろ帰ってほしいの(笑)。あんまりたくさん来られても、こっちもお金がかかるんだから。みんな帰ればいいのに「遅れて行きます」なんて人もいるし。遅れるなら帰ればいいじゃんって思うんだけど……それでも来てくれるっていうのはありがたいことですけど、それにしたってフランクだよなぁ。
ファインドオン流コミュニケーションがもたらした影響とは…
大澤:ただ実際に会社がそういう雰囲気になるのは、もちろんそこにいるメンバーがいいということもあるんだけど、そこはやはりリーダーですよ。リーダーの資質って何なのと言えば、まずはコミュニケーション能力ですよ。それは我々に対してもそう。あなたは誰に対しても人見知りはしないでしょ?
服部:それがいいところか悪いところか分からないですが。すぐに入りこんじゃいますね(笑)。
大澤:誰とでも打ち解けられるところも能力として非常に高いけど、それと同時に責任感の強さがある。事業計画といった数字に関しても、自分たちが出したものに関してはやり遂げようとするし。あと好奇心も強いよね。他の会社や事業会社といても「これってどうなの?」とすぐに質問するもんね。
服部:何をやっているのか気になるんですよ。何か面白いことがないかな?と探しているところもあります。
大澤:まわりのグループ会社は、これまでは事業上での結びつきが少なかったんです。それなのにファインドオンは入ってきてすぐに事業でうまく絡んできたし、かつ私とも近くなった。彼らからしてみると「ファインドオンって、なんか一気に距離を縮めてない?」「なんであんなに仲がいいの?」みたいな風に思われていたと思うんです。
服部:確認ですがそれはポジティブな話……なんですよね(笑)。
大澤:もちろんポジティブですよ。だから「大澤さんにはこんなことも言ってもいいんだ」という空気になってきて。少しずつ連絡をいただけるようになった。前はあまり仕事上の連絡も来なかったし、「言っちゃいけないのかな?」という空気もあった。でもファインドオンが来て、特に服部さんと私との関係性を見てからは、もっと色々言っていいんだと思ったようで。たとえば「一緒に飲み行きましょう」とか「たまには事務所来てくださいよ」と言ってくれるようになった。服部さんが来てからグループ全体が明るくなりましたよ。
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